WHITEHOUSE @ 京都 Cafe Indepandants

WHITEHOUSE, CONSUMER ELECTRONICS, AUBE, DOOG
2004/2/22
京都 Cafe Indepandants

レコ屋を巡回してからアンパンへ。客入りは大盛況。ステージには2つの台座がセットされており一方にはノートパソコンが、もう一方にはBossのサンプラーが乗っている。これがWHITEHOUSEの機材の全て。何ともシンプルなセッティング。

CONSUMER ELECTRONICS:
CONSUMER ELECTRONICSとしてのPhilip Bestのステージ。おもむろに登場したBestはノートパソコンの前に立ち、ややデジタル風味のストレートなノイズを出す。しばらくしてノイズを吐き出し続ける機材から離れ、今度はマイクに向かって何やら冊子を読み上げて(?)叫ぶ。畳み掛けるように繰り返されるヒステリックなアジとノイズの絡みは派手さはないが実に渋い。なんだかあっさり終了。

AUBE:
続いて机と椅子が運び込まれる。机上にはノートパソコンやエフェクター類。椅子に腰掛けた中嶋氏は、ディレイを多用したエコーまみれのスぺーシーな電子音をじっくりと演奏。その起伏のある展開はノイズというよりもはやプログレ。後期MBが宇宙空間を漂うかのごとし。眼を閉じて聴き入った。

WHITEHOUSE:
そしてメインのWHITEHOUSEな訳だが、なかなか始まらない…。何故かBGMとして流されていたライヒのCDも終わるくらい待たされる。ようやく登場したステージ上のWilliam Bennettはサングラスに紳士然とした白シャツと黒いコート。Bestも赤シャツにわざわざ着替えてやっぱりサングラス。Bennettはマイクのシールド(やけに長い)を首に巻き付けながら客を煽る。スタイリッシュな風貌にケレン味たっぷりのパフォーマンス。何かヤバいものを期待していた人は幻滅したかもしれないが。2人が交互に取るアジは下ネタ連発。バックではシンプルなノイズがぐにゃぐにゃとうねる。そうしてアジとアクションでテンションを上げておいて、いきなりブリブリと唸る低音で落とす。これはあの大音量で体験すると凄まじく煽動的。もう客は拳を突き上げ大盛り上がり、大暴れ。WHITEHOUSEはそのような意味でパンク。ただしそれはどこか洗練されている。中盤は一転し、キリキリと責め立てる彼ららしい高周波ノイズにぼそぼそと呟くヴォイス、そしてインダストリアルなリズムをバックに政治演説のような力強いアジを交互に取って観客を落とし込む。音的にはシンプルなのだが、それ故に迫力がある。そこから再び狂躁的なノイズとアジテーションの世界へ回帰する。変態的な声で喚き散らし、ひたすら加速と上昇を続け、最後は上半身裸で抱き合って万歳フィナーレ。まるでロックスターのようだ。何故、○○○○だとか、○○○だとか叫ぶような下品で野卑な雑音がこんなにもすがすがしいのか。変態性が突き抜けた先は5月の青空のような世界だった。ノイズを聴いていて良かった。こちらも万歳をしたい気分だ。

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