Vital Siganls 北海道巡回


映像フェスティバル2010
Vital Signals [ヴァイタル・シグナル]

日米初期ビデオアート上映会 ―芸術とテクノロジーの可能性―

Japanese and American Video Art from the 1960s and 70s

会期/2010年2月5日(金)、6日(土)、7日(日)
会場/北海道県立近代美術館講堂(入場無料・定員240名)
http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/info/artevent.html#filmfes

プログラムPDF/http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/info/filmfes2010.pdf

プログラム/
2月5日(金) テクノロジー 新しい視覚言語
 10:30~ aビデオ言語論 [約57分、10作品]
 14:00~ b拡張する形式 [約80分、9作品]
2月6日(土) オルタナティヴ・メディア コミュニケーションの変容
 10:30~ cテレビの解放 [約82分、8作品]
 14:00~ d共有される記憶 [約48分、7作品]
2月7日(日) パフォーマンス 行為の記録、身体の記録
 10:30~ eビデオと行為 [約74分、8作品]
 14:00~ fビデオと身体 [約64分、8作品]

商業映画でも、実験映画でもない、もう一つの映像文化史の原点へ
「ビデオ」が登場した1960年代。すぐさま、 アーティストたちはこの新しいメディアを用いた探求と実験の中に身を投じていきました。世界の芸術文化の中心地であったアメリカ、そしてビデオメディアの発祥地である日本など各国で、ビデオをめぐる活発な創作活動と文化交流が展開されました。そして、商業映画とも実験映画とも異なる文脈をもつ、「ビデオ アート」というもう一つの映像表現の文化が形成されていったのです。
本上映会「ヴァイタル・シグナル」は、日本とアメリカにおけるビデオアート史の最初の20年に焦点をあてます。日米を代表する38作家(組)による50タイトルを、2日間全6プログラ ムで上映します。それによって、他の芸術分野や科学技術と深く関わり合い、そして同時代の政治やマスメディアと激しく衝突しながら展開したビデオアート草創期の軌跡を明らかにしていきます。
これまでまとめて上映されることがほとんど無かった日米初期ビデオアート。そのパイオニアであった彼らの実験を、ビデオを用いた映像表現が現代美術界を席巻する今日の視点から振り返る絶好の機会です。ぜひご鑑賞ください。

Section1 テクノロジー:新しい視覚言語
aプログラム:ビデオ言語論 10作品、約71分
a-1:ナムジュン・パイク「ベル研究所での電子映像実験」1966年(約5分)

a-2:CTG「コンピューター・ムービーNo.2」1969年(約8分)

a-3:ゲイリー・ヒル「電子言語学」1977年(約4分)

a-4:松本俊夫「メタシスタス 新陳代謝」1971年(約8分)

a-5:スタン・ヴァンダービーク「ストローブ・オード」1977年(約11分)

a-6:山口勝弘「イメージモデュレーター」1960年(再制作) (約1分(インスタレーションの記録映像))

a-7:山口勝弘「大井町附近」1977年(約2分(インスタレーションの記録映像))

a-8:松本俊夫「モナ・リザ」1973年(約3分)

a-9:スタイナ&ウッディ・ヴァスルカ「腐蝕Ⅰ」1970年(約2分)

a-10:安藤紘平「オー!マイ・マザー」1969年(約13分)

bプログラム:拡張する形式 9作品、約78分
b-1:ナムジュン・パイク(マース・カニングハム、チャールズ・アトラスとの共作)
「マース・バイ・マース・バイ・パイク:ブルースタジオ」1975-76年(約16分)

b-2:山本圭吾「Breath No.3」1977年(約6分)

b-3:ジェイムズ・バーン「半透明」1974年(約2分)

b-4:飯村隆彦「カメラ、モニター、フレーム」1975年(約17分)

b-5:ジョーン・ジョナス「左側 右側」1972年(約9分)

b-6:飯村隆彦「オブザーバー/オブザーブド」1975年(約9分(抜粋))

b-7:飯村隆彦「カメラ、モニター、フレーム」1975-76年(約17分)

b-8:ジェイムズ・バーン「両方」1974年(約4分)

b-9:山本圭吾「Hand No.2」1976年(約8分)

Section2 オルタナティヴ・メディア:コミニュケーションの変容
cプログラム:テレビの解放 8作品、約82分
c-1:ナムジュン・パイク&ジャド・ヤルカット「コマーシャルを待ちながら」1966-72/1992年(約7分)

c-2:中谷芙二子「水俣病を告発する会―テント村ビデオ日記」1971-72年(約21分)

c-3:松本俊夫「マグネティック・スクランブル」1968年(約1分(映画《薔薇の葬列》からの抜粋))

c-4:デイヴィッド・コート「メーデー・リアルタイム」1971年(約9分(抜粋))

c-5:ビデオアース東京「橋の下から」1974年(13分)

c-6:ダラ・バーンバウム「テクノロジー/トランスフォーメーション:ワンダーウーマン」1978-79年(約5分)

c-7:クリス・バーデン「TVコマーシャル」1973-77年/2000年(約4分)

dプログラム:共有される記憶 7作品、約52分
d-1:久保田成子「ヨーロッパ・オン・1/2インチ・ア・デー」1972年(約9分(抜粋))

d-2:中島興「マイ・ライフ」1978-92年(約5分(2チャンネルビデオインスタレーションからの抜粋))

d-3:アント・ファーム「アント・ファームの汚れた皿」1971-2003年(約9分)

d-4:アラン・カプロー「Hello」1969年(約5分)

d-5:シャーリー・クラーク「ティー・ピー・ビデオ・スペース・トループ パート1」1970-71年(約5分)

d-6:中谷芙二子「老人の知恵-文化のDNA」1973年(約11分)映像提供:川崎市市民ミュージアム

d-7:ビデオインフォメーションセンター「ラ・アルヘンチーナ頌」1977年(約5分(抜粋))」

d-8:TVTV「あと4年(ニクソン再選挙運動の記録)」1972年(約24分(抜粋))

Section3 パフォーマンス:行為の記録、身体の記録
eプログラム:ビデオと行為 8作品、約74分
e-1:かわなかのぶひろ「キック・ザ・ワールド 1974年(約15分)」

e-2:山口勝弘「Eat」1972年(約2分)

e-3:マーサ・ロスラー「キッチンの記号論」1975年(約6分)

e-4:今井祝雄「ビデオ・パフォーマンス」1978-83年(約16分)

e-5:デニス・オッペンハイム「アスペン・プロジェクト/圧縮-シダ(顔)」1970年(約5分)」

e-6:ウィリアム・ウェグマン「作品選集1」1970-72年(約8分(抜粋))

e-7:ジョン・バルデッサリ「アートの作法:葉巻辞典」1973年(約6分(抜粋))

e-8:小林はくどう「ラプス・コミュニケーション」1972年(1980年再制作)(約16分)

fプログラム:ビデオと身体 8作品、約63分
f-1:ヴィト・アコンチ「粉/息」1970年(約3分)」
f-2:ポール・マッカーシー「黒と白のテープ」1970-75年(約5分(抜粋))

f-3:村岡三郎+河口龍夫+植松奎二「映像の映像-見ること」1973年(約13分)
f-4:ジョーン・ジョナス「オーガニックハニーの垂直回転」1973-99年(約15分)

f-5:出光真子「おんなのさくひん」1973年(約11分)

f-6:ブルース・ナウマン「ピンチネック」1968年(約2分)

f-7:アンテ・ボザニッチ「アイ・アム・ザ・ライト」1976年(約4分)

f-8:和田守弘「認知構造・表述」1975年(約10分(抜粋))

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北海道巡回です。北海道で初期ビデオアートが紹介されること、本当に嬉しく思っています。
何卒よろしくお願いします。

Vital Signalsの巡回について

去年の夏に広島市現代美術館からスタートした巡回上映も、東北芸術工科大学、横浜美術館、愛知芸術文化センター、早稲田大学、日本大学、そして北海道立近代美術館ときましたが、まだ国内巡回予定の会場は幾つかあります。
アメリカの方も巡回上映は順調のようです。既にいくつかの巡回が終了しています。
以下、アメリカでのスケジュールです。
http://www.eai.org/eai/pressreleases/2009_vs_tour_pr.html

Houston
・Aurora Picture Show (Austin, TX)- September 17, 2009
1524 Sul Ross, Houston, TX 77006
Los Angeles
・LACMA – October 6, 13, 20, 2009
5905 Wilshire Blvd., Los Angeles, CA 90036
New York
・Japan Society – November 14, 2009
333 East 47th Street, New York, NY 10017
・Millenium Film Workshop – December, 2009
66 East 4th Street, New York, NY 10003
Boston
・Museum of Fine Arts, Boston – February 5, 6, 20, 2010
Avenue of the Arts 465 Huntington Avenue, Boston, MA 02115