最近観たDVD

ジャン=クロード・ルソーの『閉ざされた谷』を観たが、なかなか良い作品だと思う。そう思うのだけど、自分はこの作品の国内での受容のされ方がよく分かっていない。多分だけど、私はこれを実験映画を観るようにして観ようとしているから、よく分からなくなっているのだろう…恐らく受容ルートとしては、例えばストローブ=ユイレの映画のようにして観るべきなのだろう。それは国内における、ある時期以降のフランス映画受容の延長線上にある訳で、その観客はある種の変形された劇映画のコンテクストでこれらの作品を観ている。それならばいろいろと腑に落ちる。実験映画に飢えている観客とは、映画に対する飢えの向かう方向が異なる訳だ。少なくとも国内の実験映画のおかれた状況に絡めて言うならば、であるが。(しかし、こういう作品を楽しめるのならば、いっそ実験映画にどっぷりと浸かってしまえばいろいろ楽しめるのに、と常々思う。)

ところで、「The Anthology of Polish Experimental Animation」が、ポーランドより恐るべきスピードで届いて驚く。他にもブラックメタルのレコや、ノイズのカセットが数点届いた。

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