[+]京都


開催が迫ったので再エントリー。今年の[+]京都が明日より開催されます。今回の会場はソーシャルキッチンと同志社大学寒梅館クローバーホール。合計四日間のイベントですが、内容は全て異なります。(少しでも学生の方が気楽に来られるように、全プログラム学生料金が設定されています。また、同志社でのプログラムは同志社大学学生・教職員は無料です。)
http://plusscreening.org/?category_name=news

まずソーシャルキッチン(10月8日−10日)ですが、こちらは東京と同じく牧野が選んだ[+]プログラムが連日上映されます(『光の絵巻』のみ『In your star』に差し替え)。それに加えて、8日には牧野と後藤章治さん(映像作家)のトークが行われます。そして9日には牧野によるヨーロッパツアー報告のトークが行われます。さらにこの日の[+]プログラムの前には、『plus-X フィルムライブ』と題して、田巻真寛&牧野貴のユニットによるフィルムライブ(無料)が行われます。田巻がフィルムを、牧野がサウンドを担当するという、挑戦的な試みになる模様。ユニット名からもフィルム文化への偏愛を感じ取ることが出来るが、同種のフィルムパフォーマンスに見られるような「フィルムによる手工芸」的な限界の外に出ることが出来たのかどうか、立ち会って確認してみて下さい。下記はそのリハーサルの様子。

plus X live in Kyoto 2011 (1st rehearsal, excerpt) from plusscreening on Vimeo.

そして、10日は『日本の電子音楽』著者であり、『黛敏郎の電子音楽 全曲上演会』の企画者でもある川崎弘二さんをお招きして、牧野+川崎+阪本によるトークを行います(私はスカイプ越しに、ですが)。最初はのんびりと音楽について話そうと考えていたのですが、[+]プログラムを前もって観た川崎さんから実験映画における音楽についての鋭い指摘を含むアイデアスケッチが提示され、これはこちらも全力でかからねば、もう京都を歩けなくなるな…との危機感を覚えました。その指摘は狭義の実験映画のみを対象とした言説からは絶対出てこないようなものばかり。それによって牧野も俄然乗り気となり、このトークがどこに着地するのか全く見えないまま阪本の危機感は募るばかりという状況です。これはむしろ実験的な音楽に強い関心を持つ人たちにこそ聴いてもらいたい内容なので、京都の現代音楽/電子音楽/実験音楽/ノイズ愛好家の方々は、特によろしくお願いします。トークのテーマは二つ。「テーマ1:実験映画と音楽/牧野作品の音楽制作のプロセス」、「テーマ2:アーカイヴについて」です。また、この日の[+]プログラムの前には、東京と同じく25FPSプログラムも上映されます。

10月8日-10日 @ Social Kitchen
10月8日(土)
・[+]プログラム 2011@ Social Kitchen
 17:30開場 18:00開演
 上映後トーク:牧野貴×後藤章治(映像作家)
 料金:1000円(学生500円)+1ドリンクオーダー

10月9日(日)
・[plus-X フィルムライブ] by 田巻真寛 & 牧野貴 @ Social Kitchen
 15:00開場 15:30開演
 料金:無料 (1ドリンクのご注文をお願いします)
・[+]プログラム 2011@ Social Kitchen
 17:30開場 18:00開演
 上映後トーク:牧野貴ヨーロッパツアー報告
 料金:1000円(学生500円)+1ドリンクオーダー

10月10日(月・祝)
・The Best of 25FPSプログラム @ Social Kitchen
 15:00開場 15:30開演
 料金:1000円(学生500円)+1ドリンクオーダー
 “The Best of 25FPS Program”の全ての配収は東日本大震災の義援金として寄付いたします。

・[+]プログラム 2011 @ Social Kitchen
 17:30開場 18:00開演
 上映後トーク:牧野貴×川崎弘二(「日本の電子音楽」編著者) 司会:阪本裕文(映像研究)
 料金:1000円(学生500円)+1ドリンクオーダー

Social Kitchen
京都市上京区相国寺北門前町699
TEL 075-201-1430
http://hanareproject.net/

そして、同志社大学寒梅館クローバーホールでは、クロアチアの国際実験映画祭25FPSにてグランプリ/審査員特別賞/映画批評家特別賞を獲った、牧野貴+石田尚志による『光の絵巻』の関西プレミア上映が行われます。『光の絵巻』は石田の描線と、牧野による映像変容のプロセスによって、今までの両者の作品とはまた異なる映像が生成された作品です。音楽もこの二人による演奏で、石田のピアノ即興演奏と、牧野のFaust – It’s a Rainy Day, Sunshine Girlを想起させるドラムによって構成されています。さまざまな意味で異色の作品ですが、未見の方は是非。あわせて牧野作品と石田作品の過去作品上映プログラムと、牧野+石田によるトークも行われます。こちらもよろしくお願いします。

10月11日 @ 同志社大学寒梅館クローバーホール
10月11日(火)
 牧野貴・石田尚志スペシャルプログラム @ 同志社大学寒梅館クローバーホール
 16:30開場 17:00開演 (20:00終演予定)

17:00 牧野作品上映
 [The Seasons] 2008年/30分
 [still in cosmos] 2009年/17分

18:00 石田作品上映
 [フーガの技法] 2001年/19分
 [海の絵画] 2007年/12分
 [浜の絵] 2011年/14分

19:00 共作[光の絵巻]関西プレミア上映+対談
 [光の絵巻] 牧野貴・石田尚志/2011年/16分(サウンド版)
 ※デジタル上映
 料金:500円 ※同志社大学学生・教職員は無料(同志社内諸学校含む)

同志社大学寒梅館クローバーホール
京都市上京区烏丸通上立売下る御所八幡町103
TEL 075-201-1430 (同志社大学今出川校地学生支援課)
http://www.doshisha.ac.jp/students/support2/kaprog/clover/
主催 同志社大学今出川校地学生支援課 共催 牧野貴+石田尚志、[+]

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