蟷螂の斧

松本俊夫の新作『蟷螂の斧』がいよいよ公開されるようだ。

4/28(土):19:00-23:00 @KCUAナイト(ART KYOTO 2012連携企画)
松本俊夫新作オムニバス三部作上映会《蟷螂の斧》
ゲスト:松本俊夫、建畠晢(京都市立芸術大学学長)

京芸Transmit Program #3 「Mètis -戦う美術-」の関連イベントとして上映されるようです。(リンクの一番下を参照。)
http://www.kcua.ac.jp/gallery/exihibition/2328.html

2010年に、松本俊夫の企画・構成によって集められた6名の映像作家によるオムニバス映画 『見るということ』という作品が公開されていたが、ご記憶だろうか。新作『蟷螂の斧』は、それを発展させた作品であり、作家本人の談によると、『見るということ』を第一部に取り込んだかたちで、三部構成の長編作品として構成されているらしい。第二部は、第一部と同じく何名かの映像作家によるオムニバス形式によって制作されており、第三部は、松本俊夫が第一部・第二部を素材として再構成したものになっているそうだ。そこで松本俊夫という主体は綻び、溶解してゆく。これは外部としての——異物としての他者を、作家主体の内部へ呼び込むことに他ならない。そのような意図せぬ外部性の導入とは、松本が『映像の発見』から掲げてきた方法論の本質であり、その点において松本のアプローチは今なお一貫している。これは花田清輝的な楕円の思想とも通底するものである。

とまあ、いろいろ述べながらも、まだ未見なのだが。

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