原稿

「終戦後、国内の芸術・文化のさまざまな領域において、新しい世代によるリアリズムの概念の問い直しが行われたが、この問い直しとは、自然主義リアリズムに対する批判を含みながらも、本質的には当時の政治的・社会的状況を背景とした、社会主義リアリズムへの批判であったといえる。戦後の新しい芸術・文化運動を牽引した評論家の花田清輝は、その批判の中心的役割を担っていたといえるが、彼の言説が復興期の現実を捉え直すための新しいリアリズムの方法として提示したものとは、既存の認識を解体・変容させるアヴァンギャルド芸術の方法であった。そこでは、アヴァンギャルド芸術の方法論が、大衆的な記録性の問題と結びつけられていた。花田の言説の影響下に形成された芸術運動体や、個人的に何らかの影響を受けた作家・評論家は多く存在するが、本論では教育映画・記録映画の領域において花田の言説を展開させたといえる松本俊夫の「前衛記録映画」に関わる言説を取り上げる。」

ある原稿を依頼されて、ずっと書きあぐねていたのだが、それは自分が本当に書きたかったことを、別の原稿に取り置きしたまま、違う言葉で、同じ内容を、新しい原稿として書こうとしていたからだと思い至った。その別の原稿とは、去年査読に落ちて書き直そうと思いながらも、そういう気になれず、丸一年放置していた原稿だった。昨日、原稿の依頼元と電話で話していて、「出さなきゃ意味がありませんよ」と言われたので、出そうと思う。文字数が依頼された分量の二倍以上あるので、相当削らないといけないが、花田清輝の部分を要約すれば余裕、だろう。

札幌意見聴取会(追記あり)

自分でも驚いているのですが、これの意見表明に応募したところ当選しましたので、明日は日帰りで札幌に行ってきます。抽選であるというのは、本当だったようです。ちなみに、電力会社関係者でないことはしつこく確認された。
http://kokumingiron.jp/

追記:
というわけで、スーパー宗谷で12:06に札幌着、17:48に札幌発という、なかなかキツいスケジュールで札幌意見聴取会に行ってきた。もちろん自腹です。


会場は札幌駅北口の合同庁舎。厳重な警備で、入り口では空港並みの入念なボディチェックが行われていた。随分物々しい雰囲気に違和感を覚えもしたが、その理由はあとで分かることになる。


会場内はこんな感じで、沢山の報道関係者が入っていて、結構大掛かりだった。意見表明者には、何か別途説明があるのかと思っていたが、特に何もなかったので、会場内をブラブラしていて見つけた運営の方に声をかけて席に通してもらい、表明時間などの説明を受ける。ここで、意見表明者の意見概要一覧を頂いたので目を通す。どうやら1名欠席で11名が意見表明をするらしい。番号2、3、4(自分)、5、7、8がゼロシナリオ。番号6、10、11(欠席)が15%シナリオ。番号1、9、12が20%〜25%シナリオとのこと。ちなみに運営の発表によると、総申込者数が286名、意見表明申込者が129名、そのうちゼロシナリオが106名、15%シナリオが10名、20%〜25%シナリオが13名ということだった(ここを参照)。

ゼロシナリオが前半に固まっていて、後半に15%シナリオと20%〜25%シナリオが来るので、会の流れがそっちに持っていかれるんじゃないかな、などと考えているうちに、会場内が人で埋まってくる。そして目をあげると、すぐ向かいの机には枝野大臣が座っていた。まさか北海道まで閣僚がやってくるとは思っていなかったので、素直に驚いた。ゆるい市民の意見交換会みたいなものを想像していたので、強烈な場違い感を覚えて、帰りたくなってくる。

開会前に、会場から「会場の聴衆が意見する時間が設けられていない」との疑問が出されて、少し揉める場面があった。これには私も同感で、とにかく進行を細かく指定して、トラブルなく一気に聴取会を進めたい運営の意図がそこには見える(指定された意見表明の時間は7分以内、全員の意見表明が終わったあとのコメントが2分以内だった)。その後、時間をおいて開会し、まず大臣による挨拶が行われ、次にゼロシナリオ、15%シナリオ、20%〜25%シナリオの全体的な説明が資源エネルギー庁長官から行われる。そして、意見表明者が番号順に意見を述べてゆく。

当日の映像は以下を参照のこと。


Video streaming by Ustream

途中、番号6の意見表明者が長野県から応募してきたことについて、会場から異論が出て進行がストップし、大臣が急遽説明するという場面があった。番号12の意見表明者についても会場から異論が出たが、運営の説明が曖昧で、私には事態がよく分からなかった。また、番号11の意見表明者の欠席についても、その理由は明らかにされておらず、帰宅してからニュースを見て初めて電力会社関係者だったので辞退してもらったという事実を知った。会場でそのような説明はされなかったと思う。事前に電力会社関係者ではないことを確認するなど、神経質になっているのは分かるが、これは良くない。とにかく、公平性を疑われないように腐心しているが、どうもうまく噛み合ってないという印象を受ける。

エネルギー意見聴取会:電力関係者の発言除外…札幌・大阪(毎日)

「政府のエネルギー・環境会議は22日、将来のエネルギー政策についての意見聴取会を大阪、札幌両市で開いた。電力会社や関連会社社員の意見表明を認めない方針を決めた後で初の開催。両会場で事前に抽選で選ばれていた電力会社関係者4人(大阪3人、札幌1人)が意見表明者から除外され、各11人が2030年の原発比率を0%、15%、20〜25%とする三つの選択肢について意見を述べた。」

「札幌会場で社員が除外されたことについて北海道電力広報部は「組織として参加を促しておらず、把握していない」とコメント。電気事業連合会幹部は「個人的な意見表明まで封じる政府の運営は問題」と憤りを隠さなかった。」

それにしても、20%〜25%シナリオを唱える方々の、思いつきで話しているような意見表明を聞いていると、それに逆に照らされるようにして、自分の中の考えが明確化してくる。やはり自分は、原発が反社会的な発電方法であることが許容できないのである。事故や放射能を恐れるというよりも、社会的な不合理と分ち難く結びついた発電方法であることに納得がいかないのである。それは、周囲の社会に外部不経済やリスクを甘受させる無責任な価値観によって成り立っている。その上で日本の経済発展を夢見る訳である。仕方ないと言うくらいなら、せめてこれが恥知らずな価値観であることくらいは自覚すべきだろう。

私の方で用意していた意見表明のためのメモは以下。ノートPCに表示したメモを見ながら発言していたので、ずっと下を向いて喋る羽目になってしまった。ところで、私以外に幌延の問題に触れる人がいなかったのは、少々意外だった。やはり宗谷管内のことには関心が薄いのだろうか。

・私は、特に事故後の国と電力会社の被災者への事故後対応に見られる、社会的な倫理を壊すような不合理の蔓延に怒りを感じています。

・結論から先に言うと、原発が絶対的に安全で高い経済効果を生むのであるなら使用すべきですが、「前提として、事故における責任所在を定義することもなく、事故につながる蓋然性が払拭されない現状で、経済効率優先の立場から原発再稼働を行うべきではなく、原発を維持、推進するべきではない。15%シナリオ、20~25%シナリオともに、この前提が満たされない限り、選択肢にはなり得ない」というのが私の意見です。

・原発を新規に増設する20~25%シナリオはもちろんのこと、40年運転制限により現在ある原発を廃炉してゆく場合の15%シナリオも、前提が満たされない限り選択肢にならないと考えます。比較的短期間に、すみやかにゼロシナリオを達成すべきです。

・原発が、いかに安価で経済にとって効率的であろうとも、また電力会社が債務超過を避けるためにも続けざるを得ないものであろうとも、この前提が満たされないまま、原発という発電方法をとることは不合理です。

・このような前提が満たされないままに、現状で原発を維持・推進することとは、言い換えるならば、福島第一レベルの被害が、今後、数十年以内にまたどこかで起こってしまったとしても、日本経済の繁栄のためには、耐え忍んで受け入れるべきであると黙認しているに等しいのではないでしょうか。

・再生可能エネルギーの効率的な疑問や、化石燃料の供給不安や、電力不足への懸念や、低線量被曝の影響は殆どないであるとか、いろいろな見解があるでしょう。しかし、このような見解は、結局のところ経済成長前提、経済効率優先の立場から原発を維持・推進すべきという結論ありきで、様々な根拠のなかから、自分の立場にとって適した根拠のみを恣意的に援用して、持論を進めているように見えます。

・シナリオについてですが、どのシナリオも正直なところ、そこに至るプロセスがよく見えないので何ともいえませんが、15%シナリオ、20~25%シナリオともに、事故が起こらないことを前提として経済影響を試算しているのは、大きな疑問を感じます。事故の発生確率は、昨年10月の発電コスト計算の際に500年に一度という数字で計算されています。国内54基という原発の数を考えるならば、事故の確率は人間の寿命の範囲内で起こりうる現実的な問題になります。

・もちろん、将来的なエネルギーと環境の選択肢を、様々な技術革新の可能性も含めながら検討してゆくという、枠組みそのものには同意します。しかし、そのなかで原発は、責任所在の定義と、事故につながる蓋然性の払拭という前提を満たすことが出来ない発電方法なので、議論の俎上に乗せられない、選択肢になり得ないものであるといわざるを得ません。

・今後は様々な立場の見解をもとに、「革新的エネルギー・環境戦略」の決定において、最終的に最も中間的なシナリオが採用されるのだろうと思います。しかし、このような聴取会を重ねることによって中立性や客観性を担保しようとするプロセスそのものが、私には空論めいたものに思えます。この聴取会とは別個に進められている、原発再稼働のプロセスにおいては、安全規制の手続きも、具体的な安全対策も、現状では破綻しています。近い将来においてこれを解消できるのなら出来るのならまだしも、その見通しは不透明です。このような段階で、現在の問題を脇において、将来のことを語ろうとするのは拙速で片手落ちの空論にしかなり得ません。

・現在の産業構造や経済効率を維持するために、事故の確率を軽視し、原発を今後も維持・推進しようとすること。それは結局のところ、企業の経済効率を優先させるためには、周囲の社会は外部不経済やリスクを甘受せよ、科学的なリスクはゼロではないが多少のことは眼を瞑れというような、無責任な価値観によって成り立っています。このような価値観は、過去の歴史的な公害を引き起こした企業の価値観と、本質的に通底します。このような価値観は、社会的な倫理を壊すものであり、反社会的なものであるといえます。

・以上、結論を繰り返しますが「前提として責任の所在を定義することもなく、事故が起こる蓋然性が払拭されない現状で、経済効率優先の立場から原発再稼働を行うべきではなく、原発を維持、推進するべきではない。15%シナリオ、20~25%シナリオともに、この前提が満たされない限り、選択肢にはなり得ない」というのが私の意見です。

・最後に、放射性廃棄物処理の困難さも大きな問題であり、宗谷管内、幌延の深地層研究センターの存在を考えるならば、北海道在住者にとっての15%シナリオ、20~25%シナリオとは、放射性廃棄物処理の増加という問題にも直結してくることも付け加えておきたいと思います。

全員の意見表明が終わったあと、大臣は終わりの挨拶のなかで、「「革新的エネルギー・環境戦略」の議論は結論ありきではない」という事と、「核保有への動きを疑う意見があったが、党としてそのような意思は全くない」という事を力説していた。意見聴取会の間中、目の前の机に大臣が座っていたので、その仕草をよく観察することが出来たのだけど、熱心にメモをとったり、ゼロシナリオの意見にうなずいたりもしていて、多分、本当に真面目な性格なんだろうなあ、という印象を受けた。その真面目さ故によけい複雑な側面を抱えている気もしたが、まあどうでもいい勝手な印象である。以下は、終了間際に撮った写真。

こうして意見聴取会は終わった。こういった試み自体は評価したいが、この聴取会がどのように「革新的エネルギー・環境戦略」の決定に反映されるのかが見えず、やはり諦観のようなものを感じた。その後、紀伊国屋に立ち寄って新刊書をチェックし、札幌駅の地下の蕎麦屋でごぼうせいろを食べて、稚内に帰るスーパー宗谷に乗車した。

追記2:
ニュースで自分の意見が取り上げられていた。YoutubeのANNnews公式チャンネルより(1:36から1:46まで)。ニュースだから一定期間したら消去されると思うので、内容を書き出しておくと「15%シナリオ、20~25%シナリオともに、事故が起こらないことを前提として経済影響を試算している」という発言が取り上げられていた。

要するに、15%シナリオ、20~25%シナリオともに、事故が起こらないことを前提として経済影響を試算している訳で、それは明らかにおかしいということ。事故確率と事故が起きた場合の外部不経済による経済影響を書き添えるべきである。事故が起きた場合の経済影響を試算しなくてよいのは、原発を使用しないゼロシナリオのみ。

追記3:
番号12の意見表明者について揉めていたのは、こういうことらしい。番号12の人も、繰り上げられた意見表明者だったということか。で、それとは別に番号11の意見表明者も当日欠席したので、空席となったと。この記事のなかで触れている電力関連会社の社員というのが、番号11と当初の番号12のどちらなのかは分からないが。それにしても、なんでこんなに手筈が悪いんだろう。

電力関係3人辞退 改善策導入後、初の聴取会 大阪・札幌(東京新聞)

「政府は二十二日、今後のエネルギー・環境政策について国民から直接意見を聞く意見聴取会を札幌市と大阪市で開いた。利害関係者である電力会社社員の意見表明を認めない政府の運営改善策の導入に伴い、抽選で発言者に選ばれた電力関係者計三人が、両会場で相次いで辞退した。」

「意見表明の希望者が多いにもかかわらず、欠席した発言者の補充を会場で認めないなど、聴取会の運営には依然として課題が残った。」

「改善策導入後、初の開催で、大阪では関西電力の社員二人が、札幌でも電力関連会社の社員一人が、事務局の要請で意見表明を辞退。繰り上げで発言者が補充されたが、両会場では最終的に都合が悪くなった一人ずつが欠席した。」

本日のデモ

毎週金曜日の官邸前抗議が、明日も行われます。明日は参加出来ませんが、日本の端から応援しています。
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=715

変更点があるようなので、主催者のアナウンスを転載。規模が大きくなってきたので、官邸周辺の複数の場所に抗議のポイントを作るということか。



デモの是非

6/29の官邸前抗議終了直後に、道路に溢れた数万人の群衆の状況が不安定化しかけた時の映像。この瞬間は、おそらく震災・原発事故以降の日本を振り返った時に、ひとつの重要なポイントになり得るだろう。抗議の意思を持った群衆は、今の時代において、自分たちの条件にあった方法を試そうとしている。一昨日の大飯原発抗議の映像も、いろんな印象を持った人がいるだろうが、条件は異なれど本質的には同じものの延長線上にあると思う。

ところで、これだけデモの動きが目立つようになってくると、デモの是非を問う様々な言説がネットに溢れるようになってくる訳だが、それらは首肯せざるを得ないものから、どうでもいいものまで千差万別である。そして、後者は大体においてポジショントークかメタポジトークとなっている。以下は自分勝手な定義。

・今、自分がいるポジションに最適化されたことを言う:ポジショントーク
・「ああも言える、こうも言える」という超越的(中間的)なポジションを取る:メタポジショントーク(メタポジトーク)

ポジショントークでは自己についてのメタ的反省は得られない。メタポジトークは超越的ポジションを保持するために、メタ合戦や、レッテル張りや、結果としての傍観に至ってしまう。この二つに陥らない態度は、どうすれば可能なのか…要するに、自分のポジションに開き直ってしまわないで、そのうえで社会的立場も含めた自己のことは、自分では決して計れないと認めることが、どうすれば可能となるのか。そんなことを考えながら、ネットを検索。デモの是非についての、ポジショントークでもなく、メタポジトークでもない言説を探して。

7月の上映

このところ映画や音楽のエントリーが皆無でしたが、7月は上映が盛りだくさんなので、一覧にまとめておきます。どれも実験映画の文脈を押し広げるような上映です。

爆音映画祭 牧野貴『Generator』『2012 act.3』&牧野セレクション海外作家3作品
http://www.bakuon-bb.net/2012/program/detail/generator.php
2012年7月3日(火)
開始:21:00
会場:吉祥寺バウスシアター
・Generator(牧野貴,19min,2011)
・2012 act.3(牧野貴,40min?,2012)
・VEXED(Telcosystems,29min,2012)
・River Rites(Ben Russell,11min30sec,2011)
・12 Explosion(Johann Lurf,7min,2009)

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[+]America2 /「a transition, a new phase: アメリカ実験映画の現在」
http://plusscreening.org/?p=485
http://www.uplink.co.jp/factory/log/004499.php
2012年7月7日(土)
開始:19:00(西川智也レクチャーは16:00-18:00)
会場:UPLINK ROOM
・The Burning Blue (Jesse McLean, 9 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
・Undergrowth (Robert Todd, 12 min., 16mm, 2011)
・Ghost Algebra (Janie Geiser, 8 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
・lions and tigers and bears (Rebecca Meyers, 12 min., 16mm, 2006)
・Vineland (Laura Kraning, 10 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
・A Preface to Red (Jonathan Schwartz, 6 min., 16mm, 2010)
・The Future is Bright (Jodie Mack, 3 min., 16mm, 2011)
・In the Absence of Light, Darkness Prevails (Fern Silva, 13 min., 16mm on MiniDV, 2010)

上映会の前にはアップリンクROOMにて、今回の上映作品を選定した西川智也氏による特別レクチャーを開催致します。「phases and faces:実験映画の軌跡/展望」と題されたこのレクチャーでは、アメリカ実験映画の壮大なる歴史を振り返りながら、現在の先鋭的な作品を広く上映、紹介していきます。映画製作をする方々だけでなく、美術、音楽方面が好きな方々にも是非見て頂きたい、最新の映像芸術作品ばかりです!

ハイビジョン撮影が可能な携帯電話の登場、フィルム生産の中止・減少に伴う現像所の閉鎖・縮小など、映像芸術を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。また、イメージフォーラム・フェスティバルの拡大、恵比寿映像祭の成功など、日本の実験映画シーンも大きく変わろうとしています。「a transition, a new phase(転換、そして新しい局面) 」と題したこのプログラムは、近年、海外の実験映画シーンで注目されたアメリカの映像作品で構成しました。紹介する作品は、今年のアナーバー映画祭でKodak/Colorlab Award for Best Cinematographyを受賞したロバート・タッドの『Undergrowth』、昨年、アナーバー映画祭で Gus Van Sant Award for Best Experimental Film を受賞したファーン・シルヴァの『In the Absence of Light, Darkness Prevails』、また今年の transmediale で新作を発表したジェシ・マックリーンの『The Burning Blue』を含む短編8作品です。このイベントが観客の方と実験映画の現在・未来を考える機会になればいいと願っています。(西川)

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Sound Screening
http://www.facebook.com/events/345364355532391
2012年7月28日(土)
開始:19:00
会場:pool
・Mudanza (Removal)(Pere Portabella, 20min, 2008)
・Sailing across images (田巻真寛, 14min, 2012)
・志水児王(インスタレーション)
・大城真(ライブ)
・秋山徹次(ライブ)
・中村としまる(ライブ)
・modern-garde(DJ)

普段、私たちの眼で捉える事ができない物理現象や物質要素を、レーザー光によって視覚的にあぶり出す、志水のインスタレーション。共鳴する自作楽器を用いて音波を原始的に操る、大城のライブパフォーマンス。奇跡の日本初公開となるスペインの巨匠Pere Portabellaによる、ガルシア・ロルカにまつわる詩情溢れる短編映画。知覚の曖昧な移ろいに身を任せる田巻の新作フィルムに、現代最高峰の音楽家である秋山と中村がライブでサウンドトラックを演奏します。現象の観測等を通して、鑑賞者の感覚を拡張させるイベントになることでしょう。終演後は、出演者とも親交が深いmodern-gardeによる心地良い選曲で余韻をお楽しみください。ケータリングユニット”chimuta”-からだにしみこむやさしいごはん-が天然酵母パンのサンドをご用意してお待ちしております。

7月1日

2012-07-01 18.17.38
2012-07-01 19.29.07
2012-07-01 20.05.52
2012-07-01 23.54.49

6/30の夜から7/1の深夜まで、ずっとUstのIWJチャンネルなどで大飯原発正門前抗議の様子を観ていた。上は同時視聴で2万人以上、累積で35万人が見ていた、7/1の夕方から深夜に至るまでのIWJチャンネルのスクショ。まだアーカイヴが公開されていないようなので、経過が分かるように並べてみた。数時間に及ぶ抗議者と機動隊の押し合いにかなり心配したが、暴力による悲惨な結果に至ることなく終わったようなので胸をなで下ろした。悲惨な結果を回避し得たのは、何よりも抗議者たちの非暴力的な態度の貫徹によるものである。抗議者の集団はユニークなパフォーマンス込みの、非暴力的なサウンドデモに徹しており、これには機動隊もかなり慎重に対処していた。なので、彼ら(機動隊)に対してのネガティヴな印象は持ちたくない。定期的に出てきて、機動隊の背後から儀礼的な警告を繰返す関電職員の態度には大いに理不尽を感じたが。関電に対して、国民が何らかの権利を付託した憶えはない。

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関電職員の儀礼的な警告が済んだ。五時半に警察から通告があるとのこと。機動隊が強制排除に移るまえに引いた方が良い。
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
昨日

これが先進国かよ。
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
昨日

立ち去らないと公務執行妨害で逮捕とのこと。機動隊の公務はいつから民間企業の権益保護になったんだよ。
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
昨日

膠着状態になった。機動隊も抑制している。
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
昨日

制御室の映像と外の抗議の映像の落差。何なんだよこの国。
阪本 裕文
昨日

これは機動隊を擁護できん。(追記:逮捕者は出なかったようなので、今はそこまで思っていません。)
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
昨日

野田総理は官邸前抗議といい、今回の衝突といい、日本人の政治意識を今までと異なった領域に進めた人物として記憶される。完全に読み間違えた。
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
昨日

再稼働後も機動隊の前でコールを繰り返し、最後は一本締めで、25:00を前に混乱もなく終了。しかも掃除を呼び掛けてから撤収。
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
20時間前

終わりかと思ったら、機動隊の前に、みんなで並んでコール再開。
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
20時間前

終わった。コールしながら撤収。
阪本 裕文 talked about a video on Ustream.
19時間前

阪本 裕文さんが池田 恵さんの写真をシェアしました。
19時間前

追記:
IWJチャンネルの映像がアーカイヴされていた。以下で見ることができます。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/21577