7月の上映

このところ映画や音楽のエントリーが皆無でしたが、7月は上映が盛りだくさんなので、一覧にまとめておきます。どれも実験映画の文脈を押し広げるような上映です。

爆音映画祭 牧野貴『Generator』『2012 act.3』&牧野セレクション海外作家3作品
http://www.bakuon-bb.net/2012/program/detail/generator.php
2012年7月3日(火)
開始:21:00
会場:吉祥寺バウスシアター
・Generator(牧野貴,19min,2011)
・2012 act.3(牧野貴,40min?,2012)
・VEXED(Telcosystems,29min,2012)
・River Rites(Ben Russell,11min30sec,2011)
・12 Explosion(Johann Lurf,7min,2009)

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[+]America2 /「a transition, a new phase: アメリカ実験映画の現在」
http://plusscreening.org/?p=485
http://www.uplink.co.jp/factory/log/004499.php
2012年7月7日(土)
開始:19:00(西川智也レクチャーは16:00-18:00)
会場:UPLINK ROOM
・The Burning Blue (Jesse McLean, 9 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
・Undergrowth (Robert Todd, 12 min., 16mm, 2011)
・Ghost Algebra (Janie Geiser, 8 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
・lions and tigers and bears (Rebecca Meyers, 12 min., 16mm, 2006)
・Vineland (Laura Kraning, 10 min., Digital Video on MiniDV, 2009)
・A Preface to Red (Jonathan Schwartz, 6 min., 16mm, 2010)
・The Future is Bright (Jodie Mack, 3 min., 16mm, 2011)
・In the Absence of Light, Darkness Prevails (Fern Silva, 13 min., 16mm on MiniDV, 2010)

上映会の前にはアップリンクROOMにて、今回の上映作品を選定した西川智也氏による特別レクチャーを開催致します。「phases and faces:実験映画の軌跡/展望」と題されたこのレクチャーでは、アメリカ実験映画の壮大なる歴史を振り返りながら、現在の先鋭的な作品を広く上映、紹介していきます。映画製作をする方々だけでなく、美術、音楽方面が好きな方々にも是非見て頂きたい、最新の映像芸術作品ばかりです!

ハイビジョン撮影が可能な携帯電話の登場、フィルム生産の中止・減少に伴う現像所の閉鎖・縮小など、映像芸術を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。また、イメージフォーラム・フェスティバルの拡大、恵比寿映像祭の成功など、日本の実験映画シーンも大きく変わろうとしています。「a transition, a new phase(転換、そして新しい局面) 」と題したこのプログラムは、近年、海外の実験映画シーンで注目されたアメリカの映像作品で構成しました。紹介する作品は、今年のアナーバー映画祭でKodak/Colorlab Award for Best Cinematographyを受賞したロバート・タッドの『Undergrowth』、昨年、アナーバー映画祭で Gus Van Sant Award for Best Experimental Film を受賞したファーン・シルヴァの『In the Absence of Light, Darkness Prevails』、また今年の transmediale で新作を発表したジェシ・マックリーンの『The Burning Blue』を含む短編8作品です。このイベントが観客の方と実験映画の現在・未来を考える機会になればいいと願っています。(西川)

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Sound Screening
http://www.facebook.com/events/345364355532391
2012年7月28日(土)
開始:19:00
会場:pool
・Mudanza (Removal)(Pere Portabella, 20min, 2008)
・Sailing across images (田巻真寛, 14min, 2012)
・志水児王(インスタレーション)
・大城真(ライブ)
・秋山徹次(ライブ)
・中村としまる(ライブ)
・modern-garde(DJ)

普段、私たちの眼で捉える事ができない物理現象や物質要素を、レーザー光によって視覚的にあぶり出す、志水のインスタレーション。共鳴する自作楽器を用いて音波を原始的に操る、大城のライブパフォーマンス。奇跡の日本初公開となるスペインの巨匠Pere Portabellaによる、ガルシア・ロルカにまつわる詩情溢れる短編映画。知覚の曖昧な移ろいに身を任せる田巻の新作フィルムに、現代最高峰の音楽家である秋山と中村がライブでサウンドトラックを演奏します。現象の観測等を通して、鑑賞者の感覚を拡張させるイベントになることでしょう。終演後は、出演者とも親交が深いmodern-gardeによる心地良い選曲で余韻をお楽しみください。ケータリングユニット”chimuta”-からだにしみこむやさしいごはん-が天然酵母パンのサンドをご用意してお待ちしております。

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