半年

3月29日に始まった官邸前抗議が、本日9月28日の抗議でほぼ半年経過したそうだ。自分がデモに初めて参加したのがいつ頃だったかは、はっきりと憶えている。それは地震からちょうど一年が経った2012年3月11日のデモだった。その後、官邸前抗議の存在を知って毎週Ustで観るようになる。そして4月の終わりに出張した際に、ようやく初めての官邸前抗議に参加した。それ以来、出張で東京にいて都合が付くようならば、必ず参加するようになる。

そういった経験を踏まえ、自分のなかで考え方が変わった部分もあるし、変わらなかった部分もある訳だが、客観的に今の自分の考えを顧みるならば、やはり自分は原発に起因する不合理のすべてが気に喰わないのであり、それが自分自身にとってもデメリットの大きいものであるから腹を立てているのである。とても利己的な部分に端を発した怒りな訳だ。そのくらいシンプルに、地に足の着いた所から自分の社会的ポジションを自覚した方がよくて、そこから自分と社会の関係を捉えていくしかない。最初から自分を社会から切り離されたメタポジションに置こうとしない方がいい。

デモや抗議といったものは、政治が様々な利害関係について調整の役割を果たしていないから、それに対する怒りの声をあげること、それ自体が目的であり、何かの結果を見込んで努力している訳ではないので、気に喰わない事柄が相も変わらずそこにあるならば、いつものように朝起きて、仕事して、飯を食べるようにして、ごく自然にデモや抗議に行くのがいい。そういう態度に至った人間は結構いるのではないだろうか。少なくとも自分は、そういう日常レベルで官邸前抗議を捉えるようになった。なので、今後も出張で東京に行った際には、ぶらっと参加し続けるだろう。

今後だが、次の再稼働の動きが明確化するまでデモや抗議は少しばかり縮小するだろうが、いざ再稼働になれば事態はまた流動化するだろう。私にとってデモや抗議への参加はもう日常の一部なので、それまでは音楽を聴きにいったり、食事をしに行ったりするようにして、自然な日常レベルで参加を継続するつもりだ。ちょうど出張で東京か札幌にいれば、だけど。