不毛なメモ

ネットをさまよいながらジム・オルーク 6Daysのレビューや感想を読みあさり、ライブの模様を想像するという不毛な時間をおくる。以下、ツイッターやフェイスブックのいろんな情報の断片を統合した自分用メモ。

2日目
・一曲目、『水のない海』。ドローンが流れるなか、演奏者たちが客席を移動しながら鈴などを鳴らす。演奏に合わせて飛行機が着陸(?)する映像がループで流される。(←多分ジム・オルーク本人制作の映像作品だと思う)
・二曲目、『エスター叔母』。粗い網点のおばさんの写真をOHPで投影。その網点を図形楽譜として演奏者が読み解く。
・三曲目、初演作品。PCからドローンを出力し、そのサウンドをベースとして、ストリングスの演奏を重ねる。

3日目
・一曲目、ミニマルに繰り返されるカントリーブルースっぽいアコギに、各楽器の演奏が加わってゆき、長い時間をかけてバンド演奏になってゆく。(←『Bad Timing』!)
・二曲目、ドローンのトラックに重ね合わせたアコギの演奏。最後にもとに戻る。(←『Happy Days』!)

4日目
・新プロジェクト、ビッグバンドとテープ。PCからあらかじめ用意されたトラックを出力し、そのサウンドの上で指示を出して演奏(即興?)をコントロールする。第二セットは熱いフリージャス。

5日目
・ジャズトリオ、オルークがギターを担当。Gatewayの「Back-Woods Song」をカバーしたらしい。ジャムバンドっぽかったらしい。(←想像しやすい)
・カフカ鼾、オルークがEMSを担当。ジャーマンロック寄りのインプロ。(←これも想像しやすい)

6日目
・『ユリイカ』『インシグニフィカンス』を中心としたの歌もの。(←締めはポップス路線)

ここまで自分用メモを書いて、自分がいまやってる行為の空しさを認識して泣けてきたね。全部空想です。しかし、様々なレビューや感想を読んでいると、この6Daysにおいてジム・オルークは、自分が取り組んできた音楽形式を全て披露したという印象を受ける。インプロ/電子音楽・テープ音楽/ドローン/カントリーブルース/フリージャズ/歌もの…。これらは個々の優劣ではなくて、ジム・オルークが取り組んできた形式的テーマとして、並列化して、総体的に聴き取られるべきではないかと思う。だからこそ、これはやっぱり全日程DVDにしてリリースすべきだろう。10万円くらいまでならオーサリング+プレス費カンパするよ(本気)。

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