ウォントリスト

ウォントリストとは言っても中古レコではなくて、松本俊夫の1950年代 文献・文書探索です。情報をお持ちの方はご協力下さい。

・「東京大学学生新聞」における松本俊夫の執筆記事(1953年7月6日号、1956年4月30日号以外)。
当時、東京大学において学生新聞は、類似する名前のものが複数存在していたらしいが、上記以外にも執筆した記憶があるとのこと。国会図書館が所蔵している巻号以外で何か情報をお持ちの方はお知らせ下さい。

・松本俊夫『戦後美術の主体と方法』
美術手帖第三回美術評論の佳作論文。誌面での掲載が予告されたが結局掲載されず、美術出版社編集部にも原稿が見当たらない(どういうこっちゃ…)という幻の論文。著者の元にも写しがないので、内容が謎に包まれています。どこかの古本屋に写しが転がっていたとか、審査員だった岡本謙次郎、針生一郎、瀧口修造から、その昔、写しを誰かがこっそり貰っていたとか、そんな情報がありましたらお知らせ下さい。

Advertisements

松本俊夫『逸脱の映像―拡張・変容・実験精神』

松本俊夫『逸脱の映像』をご献本いただいた。心よりお祝い申し上げたい。さまざまな方向から松本俊夫の言説や作品への再評価が行われるのは素晴らしいことだと思います。収録されているテクストは、「月刊イメージフォーラム」の連載を中心として、1980年代以降の対談や評論を加えたものでした。
http://urag.exblog.jp/18304830/

昨年の初夏頃に、評論集を出すかもしれないというお話は松本氏から聞いていて、こちらで既に準備を進めていた「松本俊夫全集」と内容が重ならないか気にしておられたのだが、「全集の刊行は数年がかりの事業なので、内容が重なっても問題ないですよ」とお答えしておいた。

そうして今回、ついに新しい評論集が刊行された訳で、こちらも全集の準備を迅速に進めなければいけないと、気合いが入った感じです。全集の方は、映像権利者との許諾交渉や、未発見の書誌探索で手間取っていて、第一巻(1950年代)を本年度中に出せるかどうかといったところ。ようやく協力してくれそうな出版社さんも見つかりそうなので、刊行準備に邁進したいと思います。

そういえば、筒井武文氏による、松本俊夫についての長編ドキュメンタリーも完成間近であるという噂も聞いていますので、もっといろんな方向から、松本俊夫の言説と作品に潜在している有用性を拡げるような動きが盛り上がることを期待しています。(パイロット版の情報はこちら。)