フルクサス・イン・ジャパン2014 #2 ミラン・ニザック

フルクサス・イン・ジャパン2014 #2 ミラン・ニザック
東京都現代美術館 4月14日

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この日のコンサートは作家の急病により、本人不在のイヴェントとなった。ニザック作品のパフォーマンス後、ゲストとして急遽セッティングされたヤン富田のコンサートが催されたが、本ブログではニザック作品のみ取り上げることにしたい。

1:ミラン・ニザック / ブロークン・ミュージック Broken Music
別々のレコードを繋ぎ合わせて、周期的な針飛びノイズとともに音源をコラージュしたニザックの代表作である「ブロークン・ミュージック」の上演(録音)。本来であればレコードを用いて実演されたのだろう。仕方のないこととはいえ、残念。

2:ミラン・ニザック / インスタント・ファッション Instant Fashion
ステージ前方には古着の山と、ボウルに入ったペンキ、刷毛、カラー画用紙やハサミなどが散乱している。その傍らで待ち構える数人の黒服のパフォーマー。やがて男女10人の下着姿のモデルが次々と登場し、黒子たちは彼ら彼女らに古着の切れ端を着用させ――端切れを安全ピンで止めて、身体に巻き付けるだけだが――モデルの身体そのものにペイントし、即興的なコラージュ・ファッションショーが展開される。着用を終えて異様な出で立ちとなったモデル達は、他のモデルの作業が行われているあいだ、会場内をうろうろと徘徊する。先の「ブロークン・ミュージック」における、異質な諸要素を繋ぎ合わせるというコンセプトに通底した、コラージュされた身体の作成といえば大体想像がつくと思う。

3:ミラン・ニザック / グローブ Glove
会場にいる観客に、入場時に配った赤い手袋をはめさせたうえで行われる参加型のイヴェント。観客に対して、まず一分間のあいだ、手袋をはめた手を上げるようにとのアナウンスがなされる。次に会場の照明が落とされて、一分間のあいだ(ニザックに届くような声量で)大声を上げるようにアナウンスがなされる。すぐに終わった。

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