本日の散財

・ハル・フォスター – アート建築複合態
・絓秀実 – 天皇制の隠語
・Hannes Schupbach – Instants / DVD
・Muslimgauze – Box of Silk and Dogs / File
・Muslimgauze – Your Mines in Kabul / File
・Muslimgauze – Abu-Dis / 2CD
・Muslimgauze – Observe with Sadiq Bey / CD
・Muslimgauze – Sufiq / CD
・Muslimgauze – Bagdad / CD

五月前半の散財。ハル・フォスター「アート建築複合態」は、アンソニー・マッコールについての分析があるようなので、読まないという選択はあり得ない。絓秀実「天皇制の隠語」は、もちろん表題論文に関心があったのだが、後半の万博に関する評論も面白そうだったので。Hannes Schupbach「Instants」は、ドースキーっぽいとされる未知の映像作家のDVD。試しに版元にオーダー。ムスリムについては、過去作品のダウンロード販売がBoomkatでも開始された。iTunesはボックス物が単純計算で高値になるのだが、9枚組だった「Box of Silk and Dogs」については¥14000もしており、かなり強気の値段設定になっていた。しかしBoomkatでは、同作は£18.99という良心的価格。と言う訳で、中古市場で高騰している上記2作品をダウンロード購入。あとの4作品はユニオンにて回収。

ところで、巷で評判のいいAlien Brains「It’s All History Now」については、先日のVODからのムスリムボックスのダメージが大きかったので諦めた。ポール・ヘガティ「ノイズ・ミュージック」については書店で小一時間立ち読みしたが、保留。言及するノイズ作家に偏りがあり、その多くは私の関心から外れたものを対象としているように思えた。また、ざっと読んだだけだが、TGを論じるのにバタイユを持ち出すのは分かるが、ジェネシスの批判を引いてパワーエレクトロニクスの極端な表現が、バタイユ的なタブーを陳腐化していると述べる箇所は若干疑問。加えて、ネオフォークについてはほとんど触れられておらず、その分析は薄い。だが、このような認識が、欧米圏でのこの辺りの音楽についての平均的評価であると、この著書自体をサンプル的に捉えるなら、それはそれで興味深いのかもしれない。

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