artscapeレビュー

artscapeのフォーカスのコーナーにて、東京都国立近代美術館で4月22日から6月1日まで開催されている、「映画をめぐる美術──マルセル・ブロータースから始める」展についての、ちょっと長いレビューを書きました。

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・artscape フォーカス: 映画/映像のメディウムを読み直す(「映画をめぐる美術──マルセル・ブロータースから始める」展レビュー)

「映画をめぐる美術──マルセル・ブロータースから始める」は、映画と美術の中間領域に関心があるならば、必ず観るべき展覧会だと思います。テクノロジーの導入に主眼をおいたメディアアートでもない、かといって美術家の安直な映像インスタレーションでもない、極めて批評的な視点によって組まれた展覧会です。作品を一通り観るには四時間くらいかかるので、なるべく時間に余裕を持ってどうぞ(田中功起の作品を一部だけ観てスキップするなら三時間くらいです)。次の解説を読むと、さらに文脈が掴めると思います。参考まで。
・Artwords「ポストメディウム」(門林岳史)
・Artwords「メディウム・スペシフィシティ」(沢山遼)
・Artwords「スタンリー・カヴェル『眼に映る世界 映画の存在論についての考察』」(角井誠)
・Artwords「『ニューメディアの言語』レフ・マノヴィッチ」(堀潤之)

同じくartscapeにて、先月は東日本大震災をめぐる映像作品(「“BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW” Omnibus 2011-2012 for FUKUSHIMA」と、東北記録映画三部作『なみのおと』『なみのこえ』『うたうひと』)についての文章も書かせてもらいました。こちらもよろしくお願いします。
・artscape フォーカス: 映像の交換性──3.11を契機として制作された映画・映像について

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