引き返せぬ地点

・憲法解釈変更7月1日決定へ 集団的自衛権で政府が最終調整(2014/06/30 12:47 共同通信)
「政府は、集団的自衛権行使を可能とする憲法解釈変更の閣議決定について7月1日に実施する方針で最終調整に入った。菅義偉官房長官が30日の記者会見で「与党で調整できれば、明日行いたい」と表明した。自民、公明両党は1日の閣議決定を目指し、正式合意前の意見集約を続行する」

引用元: 憲法解釈変更7月1日決定へ 集団的自衛権で政府が最終調整 – 47NEWS(よんななニュース).

長いスパンで捉えるならば、いよいよ半藤一利が言うところの「ノー・リターン・ポイント(引き返せぬ地点)」が間近に見えて来たんじゃないかと思う。明日に備えて、改めて憲法の条文を確認しておこう。

・第98条 【最高法規、条約及び国際法規の遵守】
第1項 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、 詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

・第99条 【憲法尊重擁護の義務】
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

追記:
タイムラインに流れて来たツイートから。行きたかった…。

TBS名作ドキュメンタリー特選 「日の丸」&「あなたは・・・」

・TBS名作ドキュメンタリー特選〜萩元晴彦〜現代の主役「日の丸」
構成:寺山修司
ディレクター:萩元晴彦
制作:TBS
http://tod.tbs.co.jp/item/2172/

日の丸と言ったらあなたはまず何を思い浮かべますか?
あなたの家には日の丸がありますか?
日の丸を振ったことがありますか?
祖国と家庭、どちらを愛していますか?
外国人の友達はいますか?
日の丸の赤は何を意味していると思いますか?
日の丸を振ることがあるとすれば、いつ、何のためにだと思いますか?

性別も年代も様々な人にマイクを向け、日本人の日の丸に対する意識、国家観、愛国心などを探ったテレビドキュメンタリー不朽の名作。構成は寺山修司が担当。
(1967年2月9日放送)

・TBS名作ドキュメンタリー特選〜萩元晴彦〜ドキュメント「あなたは・・・」
構成:寺山修司
音楽:武満徹
ディレクター:萩元晴彦、村木良彦
スチール:石元泰博、東松照明、長野重一
制作:TBS
http://tod.tbs.co.jp/item/2171/

今一番欲しいものは何ですか?
もしあなたが総理大臣になったら何をしますか?
愛されていると思いますか?
もし今1万円もらったらどうしますか?
何歳まで生きられると思いますか?
戦争の日を思い出す時はありますか?
昨日の今頃は何をしていましたか?
あなたにとって幸福とは何ですか?

サラリーマン、ボクサー、モデル、子供、主婦、アメリカ兵・・・。東京の街で出会った老若男女829人に同じことを質問し、その答えによって構成したテレビドキュメンタリー。寺山修司が構成を担当。意表を突く場所で意表を突く質問をするという画期的な手法は、当時大変なブームを呼んだ。テレビドキュメンタリーの原点とも言える伝説的番組。昭和41年度(第21回)芸術祭奨励賞受賞。
(1966年11月20日放送)

TBSオンデマンドで、60年代に萩元晴彦、村木良彦が手がけたテレビドキュメンタリーを幾つか観ることができる。集団的自衛権が閣議決定され、今後は解釈によって憲法が空文化してゆくことになる前夜だからこそ、特に上記2作品は観ておきたい。ここに記録された50年ほど前の日本人と、今の日本人に共通するものがあるとすれば、社会的立場の曖昧さを挙げることが出来る。この曖昧さを、あらゆるイデオロギーを脱臼する非決定的な態度として自覚的に捉えることが出来ていたならば、それはある種の政治的な強さにもなり得たのだろうが、それは空想に過ぎなかった。生前のドナルド・リチーさんにインタビューを行った際に伺った、「戦争の前と同じだ」という彼の言葉が思い出された。

本日の散財

・「田中信太郎 岡﨑乾二郎 中原浩大:かたちの発語展」展覧会カタログ(岡﨑乾二郎)
・Guy Sherwin – Short Film Series 1975 – 2014 / DVD
・Vatican Shadow – Death is Unity with God / 6Cassette
・Muslimgauze – Cobra Head Soup / LP, 12″
・Muslimgauze – Nercotic / CD

六月後半の散財。まず、映画と書籍関係。機会がなくて未見だった岡﨑乾二郎による8mm作品「回想のヴィトゲンシュタイン」をチェックしたくて、会期末のBankartに滑り込みで観に行ってきた。あのように批評活動と制作活動を行ってきた美術家が映像を手がけて、あのようなフィルムが完成されてしまうというのは興味深い事態だと思った。そんなに深く考える予定はないが、彼の造形作品とはある意味において繋がっていないのではないか、などと考える。一応カタログは購入。Luxからは、イギリスの代表的な実験映画作家であるガイ・シャーウィンの作品集がDVDリリースされた。美術と映像の中間領域に関心がある方なら、これは外せないはず。

次にレコ関係。Vatican Shadowの6本組のカセットボックスはレーベルに滑り込みで直接オーダー。ちょっと高かったが仕方ない。クラブ界隈で名前が知られるようになっても、自らの出自がノイズ・インダストリアルの文脈にあることを証明するように、少部数のカセットリリースに拘るドミニクのポリシーにはいつも感心する。そういえばドミニクは、ハーシュノイズ〜パワーエレクトロニクスを演奏するPrurient名義でのライブも9月に行うらしい。
10338492_752717904750074_2124330582129292331_o
共演はGenocide Organ関連ユニットのひとつ、Anenzephaliaとのこと。ドミニクのようにダンスフロアの先端と、欧州ノイズ・インダストリアル/パワーエレクトロニクスの最深部を繋げる存在がかつていただろうか?本当に希有な存在だと思う。

ムスリムの2作品は、いつものようにユニオンにて粛々と回収。あと、これらに加えてThe New Blockadersのリチャード氏に直接問い合わせて、彼自身によるハンドメイドアートワークが施された、近日リリース予定のTNB新作も予約した。まだ先になりそうなんで、タイトルを記すのは控える。その結果、今月は結構な出費になってしまったので、聴かなくなった日本のノイズ関係のレコやダブって購入したDVDをユニオンに放流することにした。

追記:
Hospitalより、さっそく到着。

IMG_5928
IMG_5929

EXPERIMENTS IN CINEMA v9.72 DVD

v9.72 2006年に開始されたらしいメキシコの実験映画フェスティバル「Experiments in Cinema」は、2006年の第4.2回よりDVDrにて、上映作品のリリースを行っている。お世辞にも上品とはいえない、パンキッシュなDIY精神溢れる手焼きパッケージながら、収録される作品が豊富なので結構重宝している。という訳で、2014年の第9.72回の7枚組DVDrも、例年のように押さえてみた。以下のサイトから購入できます(個人の方なら45$です)。 http://experimentsincinema.com/eicmerchandise/eic-v9.72-dvd-set
7枚というボリュームなので、全てをレヴューするのは勘弁だけど、面白かった、あるいは少し引っかかった作品は以下のとおり。


・Bright Mirror by Paul Clipson, USA, 9 minutes (16mm), 2013
ポール・クリプソンは、さまざまな光景の断片を、心象風景的に繋ぎ合わせる表現で知られるフィルムメーカーである。やはり多重露光の操作や構成が巧みであり、緊張感のあるサウンドも含めて完成度は高い。


45 7 Broadway by Tomonari Nishikawa
・45 7 Broadway by Tomonari Nishikawa, USA, 5 minutes (16mm), 2013
西川智也は、アメリカ実験映画の良質な部分を日本国内に紹介する、キュレーターとしての活動でも知られる、アメリカ在住のフィルムメーカー。本作は、街頭を行き交う人々を撮影したモノクロのフィルム素材を、自家現像によって複数の原色でプリントし、それらをオプチカル処理で合成した作品である。重ねられる各素材は、同じポジションから同一の風景を撮影したものだが、微妙にズレやブレを含んでいる。それによって、原色のレイヤーは一致することなく、振動する多層性をもって前景化される。このように説明するとパラシネマ的なコンセプチュアル作品かと思うだろうが、本作のポイントはそれだけではない。この作品が撮影されたマンハッタンのあるエリアでは911以降、カメラ用の三脚を立てられなかったという。この手持ちカメラの揺れの背景には、ある種の社会性が含まれていることに注目したい。


3 Frames by James Snazell
・3 Frames by James Snazell, UK, 12.5 minutes, 2013
フィルムの僅かな断片を、ループさせながら横方向に運動させる。そしてこのフッテージに漸次的な色調変化を見せる処理を施して、観客の知覚を撹乱するような運動を生み出す。色調変化やレイヤー化の処理については、アナログとデジタルを横断する環境で行っているように見えるが、このような中間的スタンスは興味深い。


・Solaristics by Peter Rose, USA, 10.75 minutes, 2013
「遠くを見れない男」等で知られるフィルムメーカー、ピーター・ローズのビデオ作品。太陽が黒点に被われるという天体現象を撮影した作品であり、ポスプロ作業は行っていないということだが、実のところこれは、カメラ内のイメージセンサーにおける黒沈み現象である。イメージセンサーの特性を逆手に取った、ちょっとしたアイデア作品。


・Chick Strand Document by Caroline Koebel, USA, 2 minutes, 2013
チック・ストランドの遺した詩的なバイオグラフィーを素材として構成した作品。分解されたテクストはフリッカーのなかで網膜に焼き付けられる。先日の東近美における「映画をめぐる美術」で展示されたマルセル・ブロータースのフィルムにも通じる、テクストとしての映画。


Left Side, Riverside by Caryn Cline
・Left Side, Riverside by Caryn Cline, USA, 8 minutes, 2011
マンハッタンのリバーサイドの風景を撮影したシンプルな日記映画的作品ではあるが、サウンドの使用法が効果的で、多層化された穏やかな光景に引き込まれる。外部サイトには埋め込めなかったが、以下のリンクで全編を観ることができる。 http://vimeo.com/carynyc/riverside


・Bruce’s Borders by Scott Fitzpatrick, Canada, 7.5 minutes (16mm), 2013
1882年に刊行された印刷会社のカタログから、ビクトリア様式の装飾パターンを引用して構成されたフィルム。痙攣するような速度でパターンが運動する。恐らくサウンドトラックにもパターンが焼き付けられているものと思われ、接触不良的なノイズが断続的に聴こえる(このような光学トラックの原理を利用したコンセプトは昔からよくあるが、運動するパターンのイメージを含めて完成度が高い)。


・Sunhouse Elevation/Sunhouse by Azimuth Eleanor Suess, UK, 10 minutes (silent), 2013
テラスのある屋内に差し込む太陽光の変化を2つのスクリーンで、光源の高さと方向に分けて分析する作品。さまざまな視点から一日の光の推移を追いかけることで、光源と空間が織りなす光の運動を明らかにする。


・On The Road by Jack Kerouac by Jorge Lorenzo, Mexico/Colombia, 14 minutes, 2013
ジャック・ケルアックの「路上」のテクストを、タイプライターによって35mmフィルムロールに移し替えた作品。これもまたテクストによる映画であるが、フィルムという視覚的メディアの構造を再発明するかたちで、テクストに対する解体的な介入を行っている。 On The Road by Jack Kerouac by Jorge Lorenzo

本日の散財

・塚原史 – 模索する美学 アヴァンギャルド社会思想史
・編:伊藤守, 毛利嘉孝 – アフター・テレビジョン・スタディーズ
・中村光夫 – 風俗小説論
・Experiments in Cinema v9.72 / DVDr
・Chris Marker – The Chris Marker Collection / BD, DVD
・Jon Mueller – Physical Changes (David Dinnell – Survival Is Not Mandatory) / LP, DVD
・Knotwork – 3×3 / 7″
・Muslimgauze – Nadir of Purdah / CD
・Muslimgauze – Armsbazzar / CD
・Manuel Göttsching + Zeitkratzer – E2-E4 Live / CD

研究費が取れなかったために色々な部分で持ち出しが続いていて、慢性的な金欠状態にある。それに加えて近頃は突発的に右肩を痛めて医者に行ったり(石灰沈着性腱炎というらしい)、一旦停止を見落としてお巡りさんに違反金を取られたり、バイクが動かなくなって修理に出したり、アーカイブ用のHDDが一杯になったので買い足したり、出費が重なる。しかし、最低限押さえておきたいものは押さえておく。以下、六月前半の散財。

まず書籍関係。「模索する美学 アヴァンギャルド社会思想史」は、塚原史によるアヴァンギャルド研究シリーズの最新作。出張帰りに八重洲ブックセンターで立ち読みしてみたら射程が広くて面白そうだったので、そのまま購入。「アフター・テレビジョン・スタディーズ」はマノヴィッチが目当てで購入してみた。社会学的な視点においてデジタル環境下の映像文化を読み解くのは面白いが、その一方で、そこからこぼれ落ちる可能性も多々あるような印象。中村光夫の「風俗小説論」は、「天皇制の隠語」における絓秀実の読解が面白かったので、ちゃんと読んでみたくなって購入。

次に映画関係。「Experiments in Cinema」は、知る人ぞ知るメキシコの実験映画祭のコンピレーションDVD。白黒コピーに手焼きのDVDrというチープな仕様ながら、7枚組というボリュームなので毎年欠かさず入手している。怪しいパッキングのためか、やっぱり税関で内容確認のために開封されていた…。マルケルのBD+DVDセットは、未入手の作品が複数収録されている模様なので、一応オーダー。Jon Muellerによる元素記号表レーベルからの旧作は、ずっと入手を後回しにしていた作品であり、同梱されているDavid DinnellのDVDが目当てでオーダー。昔、爆音実験映画祭オールナイトで観た記憶があるが、奇妙な作品だった。

そして、趣味の音楽関係。Knotworkは、Blood Axisのメンバーによるトラッドを演奏するサイドプロジェクト。ノイズ/インダストリアル的な部分は全くなく、まるでスティーライ・スパンを思わせるようなトラディショナル・フォークになっている。こういった伝統的な音楽の背景に潜む社会的なものについては、一度しっかり考えたい。Burzumのアンビエントな新作にも、相変わらず新古典主義的あるいは民族主義的なものは潜んでいる。このような傾向を近年の日本社会の状況と比較してみた時、そこにどのような異同を認めることが出来るだろうか。以下、Knotworkによる昨年のライブ。

今月前半のムスリム収集は2枚。そんなに珍しい作品でもないが、粛々と回収。ムスリムについては、スタールプラートから、また新譜がでるらしい(笑)。E2-E4については、こんなのが出ていたとは知らなかった。現代音楽系の演奏家グループZeitkratzerの無節操さはリスナーに対するウケ狙い的な所もあるけど、試聴してみたところ、このコラボレーションは普通に心地いい音楽になっていた。休みの日に家事でもしながら聴きたいね。

ところで、Vatican Shadowは現在巡回中のツアーに合わせてこんなカセットをリリースするらしい。これは何とかして押さえておきたい。

さらに明日(6月15日)は午前11時よりBoiler Roomによって、Vatican Shadowのライブも配信される模様(http://boilerroom.tv)。

勉強会+聞き書き

研究会

先週末は川崎市市民ミュージアムの部屋を借りて、ある勉強会を行った。その翌日には、機会を頂いたので湯浅譲二氏の聞き書き。失われたフィルム『モビールとヴィトリーヌ』についての記憶や、大阪万博せんい館における秋山邦晴との関係(公式には秋山氏は音楽プロデューサーで、湯浅氏は作曲という分担になっている)、映画向けのスタジオでミュージック・コンクレートによる映画音楽を制作していた頃のお話などを、資料を元にお伺いした。いずれも何らかの形で公表できればいいのだが。

本日の散財

・ミルフイユ06 わからないことにかかわれなくなってきた
・編:村尾静二, 久保正敏, 箭内匡 – 映像人類学 人類学の新たな実践へ
・松本輝夫 – 谷川雁 永久工作者の言霊
・編:清水徹, 出口裕弘 – バタイユの世界
・Ann Arbor Film Festival Vol.5 / DVD
・Ann Arbor Film Festival Vol.6 / DVD
・Burzum – The Ways of Yore / CD
・Vagina Dentata Organ – Cold Meat / LP
・Muslimgauze – Fedayeen / CD
・Muslimgauze – Wish of the Flayed / File
・Vatican Shadow – Byzantine Private CIA / File
・Vatican Shadow – Yemeni Commandos / File
・Vatican Shadow – Pakistan Military Academy / File
・Vatican Shadow – Mural Of Saddam / File
・Vatican Shadow – Washington Buries Al Qaeda Leader At Sea: Decks 1-3 / File
・Vatican Shadow – Iraqi Praetorian Guard / File
・Dave.i.d – Exhibition EP (A World I Didn’t Know: Vatican Shadow Remix) / File
・The Field – Cupid’s Head Remixe (Cupid’s Head: Vatican Shadow Remix) / File

五月下旬の散財。随分散財しているなあと思われるかもしれないが、Vatican Shadowの作品は、初期のカセットテープシングルのダウンロード購入なので、大した値段はしていない(誰に対する弁明なのか…)。これでひと通りVatican Shadow名義の作品は押さえた感じだ。まとめて聴いてみると、初期カセット作品は音源がチープなので、スカスカのノイズ・インダストリアルや、コールド・ウェーブ、ミニマル・シンセを聴くことが出来る人向けの物件かもしれない。これに加えて、Vatican Shadowによる最近のリミックスも、楽曲単位でダウンロード購入。こちらはモダンな、フロア対応のテクノに変容して以降の内容。ムスリムに関しては、今回は2作品。あまり見かけない作品『Fedayeen』はユニオンで回収、もう一つの『Wish of the Flayed』はレーベル Muslimtapesからのフリーダウンロード。VDOのピクチャー盤は、まあまあ安価でユニオンにあったので回収。そして、Burzumのアンビエント作品の新譜も、しっかりプレオーダー。

アナーバー映画祭のコンピレーションDVDについては、昨年はリリースされなかったので、もうDVD化は止めたのかと思いきや、いきなり2枚まとめてのリリース。最近は実験映画関係で良いリリースがなかったので、喜ばしいことだ。本に関しては、興味を惹かれたものを適当に購入したくらいだが、ミルフイユにおける門林氏のポストメディウム論についてのテクスト&対談が興味深く、社会的なものを含むその見取り図を、大まかに理解できたのが収穫だった。美術言説を研究する側と、映像もしくはメディア研究からこれを捉え返す側とで、「ポストメディウム」の捉え方(使い方)が大きく違っていることを再確認。ところで私の動機は割とシンプルであり、それは歴史的な実験映画やビデオアートが持っている潜在的な多義性にもっと光を当てたい、他領域に拡張されるような読み直しの契機にしたいという事に尽きる。他方で、REPREにおける古畑氏の興味深いテクストも、また異なる問題意識から書かれていると思う。このような違いが議論を拡げてゆくことを期待している。

追記:
ムスリムボックスに入っていたポスター。2/3は集めたかと思う。まだ先は長い。
IMG_4978