上映会予告『サイモン・フィッシャー・ターナー+牧野貴』『Sound Screening Vol.4』『混沌が意味するもの──松本俊夫アヴァンギャルド映像特集上映』

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サイモン・フィッシャー・ターナー来日スペシャルイベントDAY2:サイモン・フィッシャー・ターナー×牧野貴『無題/新作』上映 併映:『BLUE ブルー』

 映画監督デレク・ジャーマンの多くの作品で音楽を手がけた作曲家サイモン・フィッシャー・ターナーが、5月21日(土)~22日(日)に新国立劇場で上演される高谷史郎(ダムタイプ)ディレクションによるダンス公演『CHROMA(クロマ)』で音楽監督を務めるため来日します。それに先立ち、アップリンクでは、サイモン・フィッシャー・ターナーのイベントを催します。
 5月19日(木)は、映像作家・牧野貴の作品にあわせて、サイモン・フィッシャー・ターナーがライブで演奏する、新作発表イベントを行います。また、イベントの前にはサイモン・フィッシャー・ターナーが音楽を担当したデレク・ジャーマンの遺作である、74分間の青一色だけの映画『BLUE ブルー』を上映します。

・『無題/新作』(2016年/35分/1:1.85/カラー)
映像:牧野貴
演奏:サイモン・フィッシャー・ターナー

日時:2016年5月19日 19:30開場 20:00開演
会場:渋谷UPLINK FACTORY(1F)
料金:前売2,800円 当日3,000円
定員:55名
http://www.uplink.co.jp/event/2016/44036/


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Sound Screening Vol.4「ある瞬間を別の視点から同じように理解することは可能か?」

 視覚と聴覚の拡張を試みるイベントの第4回目。実験的手法とドキュメンタリーを組み合わせ、独自の世界を作り上げるドイツのフィリップ・ヴィトマンを迎えて。外部から観測する者には感じることのできない架空の力を題材に、経験を共有することの難しさについて言及した最新作を含む、世界中で反響を呼んだ3作品(全て日本初公開)を上映。光学実験を手元で展開していく田巻の映像ライブに加え、bikiと神田聡のデュオによる、物と現象を配置し空間を構築するパフォーマンスを予定しています。

・田巻真寛
・biki + 神田聡
・フィリップ・ヴィトマン
 『Destination Finale / 最後の行方』(2008, 8mm/Beta SP, カラー, ステレオ, 9分)
 『A/M Spring Version』(2012, 16mm, モノクロ, 無声, 3分)
 『Fictitious Force / 見かけの力』(2015, Super 16/35/DCP, モノクロ, Dolby Digital 5.1, 15分)

日時:2016年5月22日 15:30開場 16:00開演
会場:space dike http://spacedike.blogspot.jp
料金:1,500円+1ドリンクオーダー
http://shinkantamaki.net/sound-screening-vol-4/


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『混沌が意味するもの──松本俊夫アヴァンギャルド映像特集上映』

 日本実験映画のパイオニアにして、理論面でも前衛芸術運動を牽引した映像作家・松本俊夫の著作活動を網羅した集成『松本俊夫著作集成』(阪本裕文=編 全四巻、森話社)の刊行開始を記念して、松本俊夫監督の記録映画・実験映画・ビデオアートを特集上映する。日本が世界に誇るアヴァンギャルド映像作家・松本俊夫の実験映像作品を全時代にわたって総特集!大阪万博でのパフォーマンス記録『スペース・プロジェクション・アコ』をはじめ、激レア発掘も含めてHDリマスター版で一挙公開。トークゲストには、美術作家・石田尚志、松本作品の音楽を多数手がけた作曲家・湯浅譲二ら豪華ゲストが登場。
 アヴァンギャルドとドキュメンタリーの統一を模索した『西陣』(1961)や『石の詩』(1963)などの初期の前衛記録映画をはじめ、3面マルチプロジェクションを使った『つぶれかかった右眼のために』(1968)、ビデオ変換装置「スキャニメイト」を日本で初めて使用したビデオアート『モナリザ』(1973)や、圧倒的な視覚のサイケデリアを展開する『アートマン』(1975)、『色即是空』(1975)などの名作はもちろんのこと、今回は大阪万博「せんい館」でのマルチ・プロジェクション『スペース・プロジェクション・アコ』(1970)、現段階での最新作『蟷螂の斧(第三部 万象無常)』(2012)など、上映機会の少ない8mmフィルム作品や新発見作品も一挙公開。それぞれの時代で4つのプログラムを構成した。オリジナルフォーマットがフィルムの作品は、すべて最新のHDデジタルリマスター版で上映。

日時:2016年5月28日〜6月3日
会場:渋谷UPLINK FACTORY(1F), X(2F)
料金:1回券1,500円/トーク付上映1,800円、2回券2,400円(トーク付の回は1枚あたり+ 300円で入場可)、5回券5,500円(トーク付の回も使用可)
http://www.uplink.co.jp/movie/2016/44015/

5月28日(土)
・16:00開場/16:10上映【Dプログラム】
・18/20開場/18:30上映【Aプログラム】ゲスト:阪本裕文(稚内北星学園大学准教授)、江口浩(映画研究者)、佐藤洋(映画研究者)
5月29日(日)
・16:00開場/16:10上映【Bプログラム】ゲスト:西嶋憲生(多摩美術大学教授)、平沢剛(映画研究者)、阪本裕文
・18:50開場/19:00上映【Cプログラム】 ゲスト:石田尚志(美術・映像作家)、西村智弘(美術・映像評論家)
5月30日(月)20:50開場/21:00上映【Aプログラム】
5月31日(火)20:50開場/21:00上映【Bプログラム】
6月1日(水)19:20開場/19:30上映【Uプログラム《湯浅譲二音楽作品特別プログラム》】ゲスト:湯浅譲二(作曲家)× 川崎弘二(電子音楽研究者)
6月2日(木)20:50開場/21:00上映【Cプログラム】
6月3日(金)20:50開場/21:00上映【Dプログラム】


今月中旬から来月にかけては、近しい作家らのイベントと、自分が関わっているイベントが集中して開催されます。どれも必見かと思いますので、よろしくお願いします。松本俊夫特集上映とフィリップ・ヴィトマン作品については解説も書きましたので、こちらもよろしく。

・『混沌が意味するもの──松本俊夫アヴァンギャルド映像特集上映』(PDF版)
・『Sound Screening Vol.4』(PDF版)

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